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ソフトウェアテストのエンジニアリング

デバッグ,テストを科学する      

有限会社デバッグ工学研究所

サービス案内Service guide

代表ごあいさつ

  • 技術と現場力

     私どもは,10年以上,テストや検証に関連するコンサルや研修を行っていますが,実際の成果が出るまでのスピードに大きな差を感じております.コンサルを求める,あるいは,技法を習得したい背景には,何とかしたい問題を抱えた製品や現場が存在します.
     問題自身が技術的に難しい場合もありますが,多くは,技法を選択し,それを効果的に運用すれば解決できるものです.ところが,効果的に運用することがなかなか難しい現実があり,そこから成果の差が生じてきます.つまり,テストやプログラム開発を行っている実務の場=現場において,目的意識や改善の意識が共有されていないと,成果を出すことが出来ません.目的意識や改善意識の高低ではなく,共有されていることがとても重要です.
     そこで,「技術」を支援するだけではなく,「現場力」も支援しないと,ソフトウェアにおける課題を改善することが難しいと考えております.
  • 現場力とは何か

     一般的に使われている「現場力」は,製造業における生産現場のパフォーマンスを論じており,その中でも自律的な問題解決能力に注目しています.IT分野では,「現場」に相当する言葉は,チームであったりプロジェクトであったりしますが,そのパフォーマンやチームの問題解決能力を表すのが「現場力」です.
     伝説的に,日本の製造業が強い理由の一つに「現場力」があると言われており,「現場力」や「現場力向上」をテーマとするセミナーは沢山あります.その内容は多様で,整理整頓からピーター・M ゼンゲの「最強組織の法則」までさまざまです.
  • 「現場力」のデバッグ

     「現場力」を支援することは,現状の「現場力」を調べ,欠如している要素を強化することです.この活動は「デバッグ」に相当すると考えられるので,
    テストの前に,現場力のデバッグを!!
    と叫んでいます.
     そうすると,現場力として何が欠如しているのか?を明らかにしないと,デバッグは前に進めません.何が欠如し,何が満たされているのかを明らかにするには,客観的な「現場力の計測」が必要になります.
  • 現場力の計測

     我々が進めている現場力の構成主要素は,「仲間意識」「役割意識」「規範意識」です.これらを心理尺度の技術を使って,A4両面程度の調査票から分析します.簡易調査では,キーマンやリーダーの方にお願いし,詳細な調査では,匿名で対象とするチームメンバー全員にお願いします.
     簡易調査から,概況を読み取ることができますが,詳細な対策には,現場力のタイプ分類や,何が不足しているのかを明らかにする必要から,詳細な調査が効果的です.

コンサルと個別研修サービス

 コンサル・サービスの特徴は,前述したように「技術」と「現場力」の両軸を対象とする点です.ワンショット的な問題解決であれば,技術を前面に出し,強力なリーダーシップで押し切ることが出来ます.しかし,ITのお仕事は,次々と問題が噴出するので,自律的な問題解決ができる「現場力」を育成しないと,最終的な成果にはつながりません.
 現場力の状況調査など,個別の問題についても対応しておりますので,お問い合わせください.

 研修サービスにおいては,直接,現場と接することが出来ないので,研修の中に,研修の参加者が実践する局面を想定した演習の中に「現場力」に関連するものを組込んでおります.あるいは,「現場力」を強化する講座を提供しております.


研修例

研修は,状況に応じて個別に設計いたします.ご相談,お見積りは無料なので,お気軽にご相談下さい.

  • テスト技法関連

CFD++:論理の設計とテストの技法:開発技術者向け 2日間

10年間に及ぶセミナーの継承コースです.

規模と複雑性が増大するとテスト量が爆発し,人海戦術テストではコストパフォーマンスが著しく低下します.テスト量が爆発する主な原因は,「@起こり得る条件の組合せ数」と「A考えられる条件の全組合せ数」のギャップにあります.CFD(Cause Flow Diagram)はこのような課題を解決するための技法として約20年前にスタートしました.仕様から論理を流れ図により抽出し,テスト用の決定表にまとめるという方式であるため,視認性に優れた技法として評価が定着してきています.

今回のCFD++の一つ目の+は@を確実にするため設計段階と連携する「検証指向設計」の実装技法であり,「単適合決定表」と「多重適合決定表」によって実現しました.もう一つの+は,制御の組合せとは別に,データフローにおける組合せを「拡張型決定表」により表現し,状態遷移やタイミングのテスト実装を実現する技法です.
今年(2013)からConcolic testingによる実装側の論理と設計論理を比較する新技法を加えました. 

デバッグ工学とテスト技法:基礎編 2日間

上記の基礎的な部分を強化したコースですが,今年(2013)からConcolic testingや静的テストも加えました

効果的な受け入れテストの設計と実践セミナー 1日間

ソフトウェアの開発のパートナー委託比率は高いものがあります。従来の発注・受入れは、開発発注する企業を頂点とする、直系関係会社、そのパートナーとい う体制で、開発標準、品質基準などを一体化するという体制の下、実施されてきました。しかし最近では、コスト削減要求に合わせた発注先の変 化、海外発注の増加が進み、その結果、受け入れにおける製品の評価に関する重要性が高まっています。
発注、受け入れ評価には、手続き知識だけでは太刀打ちできなくなっており、テストと品質評価に関する幅広い技術が必要です。
このような背景から、本セミナーでは、発注したソフトウェア製品の受け入れテストの考え方、方法、実施するための要件を講義と演習を通じて学習し、実践に役立つ力を身につけます。

  • 現場力関連

エンジニアのためのチームビルディング/テクニカルコミュニケーション力 1日間

中堅エンジニアの育成において,最も難しいのが「技術スキル」と「対人スキル」のバランスです.エンジニアに求められる「対人スキル」は,営業マンやコンサルのように空気を読んで,うまく売り込むための折衝やヒューマンコミュニケーションではありません.自分のチームにおいて,仕事を進めて行くために必要な,テクニカルコミュニケーション(TC)です.TCは,チームとして活性化しないと,成果には繋がりません.

講義では,この課題を解決する考え方(理論)と実践方法を学習します.演習では,仕事の満足を共有するための方法を体験します.これにより,苦手な人ともチームを組むことが出来るようになります.

PMのためのチームビルディング−理論と実践のギャップ 1日間

チームメンバのやる気を引き出し、プロジェクトを成功に導くリーダシップ行動の極意を、理論のみならず演習を通じて修得します。
プロジェクトの難しさは、社員、協力会社、派遣会社など、バラバラの工数(量)から、目的意識と仕事意欲を持ったチームを作ることにあります。リーダーには、良い計画(プロジェクトマネジメント)と良いチームビルディングが求められます。当コースは、理論と演習をミックスし、プロジェクトに特化した実践セミナーです。

現場力の計測と対策

チームリーダやプロジェクトマネジャー向けに,エンジニアによるチームのパフォーマンスを高めるためのセミナーです.コンピュータは使えても人は使えないため失敗する問題を解決します.
先ず,エンジニアチームのパフォーマンスを高める人的資源管理の基礎(人間関係論,組織行動論,最強組織論)から,ITチームのモチベーション構造や現場力診断など,最新の手法を学びます.演習では,チームのパフォーマンスを高めるために持ちいれれている手法を試します.

コンサルタント(代表以外)

技師長
堀田文明   クリックすると詳細ページへ
チームビルディグ
林眞弓

Debug Engineeringデバッグ工学研究所

論理設計とテストの技法
技術指導と研修

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